ウイズ理事長
知子さんのお部屋

「クレヨンハウス朝の教室」にオンラインで参加しました

「知子さんの部屋」大変ご無沙汰していました。なんと2か月半ぶりくらいです・・

ウイズも私も、元気にしています。

ワクチン接種も進み、感染者は少なくなりつつあるようですがまだまだ安心はできませんね。

さて、9月25日に久しぶりに落合恵子さんが主宰している「クレヨンハウス」の朝の教室にオンラインで参加しまし

た。

今回の講師は、詩人の宮尾節子さんでした。

私は全く知らなかったのですが、2014年SNSで公開した詩「明日戦争がはじまる」の爆発的な拡散で、各メディアで

話題になったそうです。

私も3冊ほど買って読みました。どれも刺激的で力強い印象を受けました。

今日は、その中の2篇をご紹介します。

 

 

明日戦争がはじまる

 

まいにち

満員電車に乗って

人を人とも

思わなくなった

 

インターネットの

掲示板のカキコミで

心を心とも

思わなくなった

 

虐待死や

自殺のひんぱつに

命を命と

思わなくなった

 

じゅんび

ばっちりだ

 

戦争を戦争と

思わなくなるために

いよいよ

明日戦争がはじまる

 

 

小さな用事

 

小さな用事は、体にやさしい。

陽のあたる、明るい縁側で

年老いた義母が、笑顔で

鉢植えの花たちに、水をやる。

しぼんだ花を、摘み取る。

雀の餌皿の、麦を足す。

 

ひとつひとつ

今このひと時を宝物のように手にとって。

ゆっくりゆっくり

小さなビーズに命の糸を通すようにして。

 

生きることは、動くことだと

しんどいはずの

仕事の根は、本当は

人へのやさしさなのだと気づかせて。

 

さえずる小鳥、風にそよぐ若葉、飛び立つ白蝶

みんな小さな用事に

いそしむ生き物の 仲間たち

小指ひとつでも、動く命のたのしさよ。

 

小さなタクトを振れば

音楽のようにはじまる

生きるが、うれしい。

 

体が動かなくなったら・・・

観客席で

誰かのタクトに身を任せ、しずかに

心を動かしたい

 

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