ウイズ理事長
知子さんのお部屋

福島の「人権宣言」


11月13日の朝日新聞夕刊に『福島に「人権宣言を」』と題した記事が載っていました。
これは、原発事故被災者のために法律相談や東電への賠償請求交渉などに取り組む野村吉太郎弁護士が住民の声を聴きながら起草したとのこと。
福島人権宣言の骨子を記します。
「私たちは今、大いなる不安の中で生活しています。日々困難な選択を迫られ、精神的にも傷ついています。住み慣れた場所から避難している人も多くいます。原発事故により私たちは多くのものを失いました。もうこれ以上失いたくありません。
・私たちには憲法で保障された幸福追求権があります。
・避難する、しないを自分で選択する自己決定権があります。
・放射線被害について納得いくまで情報を得る、知る権利があります。
・健康な体を持ち、福島の自然を愛し、楽しむ生活を送る権利があります。
・財産が放射能汚染で侵害された場合には完全な補償を求める権利があります。
・私たちが愛した元の福島を返してほしい。そう主張する権利があります。
・元の福島に戻すことが無理ならば、納得のいくまで、その償いを求める権利があります。

野村弁護士は「加害者が原因をすり替えて責任回避し、事態を矮小化し、補償を値切り、収束を宣言するなど、水俣病と構造が似ている」「この危機に際し、行政は何をしてきたか。避難指示の遅れだけでなく、今は住民の健康よりも経済の立て直しを優先している」と国などを批判した。
とありました。私も賛同します。

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